出版物

 「学校と地域で育てるメディアリテラシー」(ナカニシヤ出版)

1999年7月発行 四六判 170頁 1,890円
二一世紀をむかえ、いま、情報社会のなかの学校は、新しい教育の時代のまっただなかに突入している。 視聴覚教育から教育工学への新しい情報化の流れと、一見これに対峙するかと思われていた「個性を生かし、生きる力を育む教育」への流れが、現在まさに、 メディアリテラシー、コンピュータ、教育ネットワーク等のキーワードで結合され、結実化されようとしている。… 本書のベースになったのは、福井県教育工学研究会の実践である。第1部はメディアとは何か、そして現在のわたしたちにとってのメディアにまつわる諸問題には どのようなものがあるかという構想が設定される。第2部は具体的な実践の報告である。 テレビ、ケーブルテレビ、新聞、情報通信などと学校との関わりのスタンスが実践例をともなう提案として語られる。第3部はそれらの実践のむこうにある可能性の理論化である。…

 「学校で拓くメディアテラシー」(日本文教出版)

平成14年3月発行 B5判 143頁 1,890円
本書にはメディア活用の実践を通じて、子どもの学びをデザインする、授業を組み立てる具体的な方法が記されている。 いろいろな校種、学年、教科、総合的な学習な時間の中での、多くの具体的な実践を通じて本研究会会員が学んできた、 メディアリテラシーを育てていくための実践ガイド、具体的な活用の方法、実践例、実践に当たってのアドバイスを示している。 多くの情報の中から、本物の価値ある情報を見極める能力を育てる教育、「知識を与える教育」から「考える力を育てる教育」、 「教え込む教育」から「共に学び合う教育」へ、発想の転換や視点の転換を起こす、価値ある情報が凝集している。